長い雨が しとしとと
入道雲を散らしてく
あーあ 窓の外で
季節が変わる予感に
耳をふさいだ

部屋でギター弾きながら
夏の足跡 探してる
あーあ すらり伸びた
君の白い足 いつまでも
見ていたかった

夏の終わりを 告げるビブラフォーン
雨音に混ざり 切なく鳴り響く
とてもスローに ゆっくり脳裏に
浮かぶ君のベストシーン
巻き戻しているよ

衝動買いのTシャツは
袖を通さず お蔵入り
ただ 忙しすぎて
足早に去った
八月を 悔やんだ

とどろく雷と 遠ざかる日差しが
夏の思い出を 閉じ込めろとせかす
そこはスローに 感じていたいから
静寂に膝を抱えて じっとしているよ

あーあ 夕暮れに
カラスがカーと鳴いた日にゃ
エンドロール…

夏の味残る 生ぬるいビールを
飲み干すには少し 時間がかかる
雨に打たれても 香るキンモクセイ
変わりゆく時の魅力を ゆっくりと巡る

変わりゆく季節のページ ゆっくりとめくる
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